間違いだらけの鼻の角栓ケア

顔を鏡で見た時、一番目がいってしまうのは、やはり鼻ではないでしょうか。鼻の角栓や黒ずみが気になる女性が多いのは、鼻がすぐに目に留まってしまう位置にあるからなんでしょうね。

この黒ずみや角栓ってとても気になってしまうものだから、なんとかして除去したいと誰もが思うはず･･････。でも無理に除去しようとすると、肌を傷めてしまい、逆に肌トラブルを招いてしまう事も。

鼻の角栓や黒ずみに悩んでいるなら、トラブルを引き起こさないように、正しいケアを知っておく事が大事ですよ。

■毛穴パックに潜むトラブル

手軽に毛穴ケアができるグッズとして大人気の鼻用毛穴パックは、剥がした後、角栓がたくさん付いてくるから、クセになってつい頻繁にやってしまう人も多いんじゃないでしょうか。

でも、毛穴パックには落とし穴があります。というのも、毛穴パックは角栓だけではなく、肌に必要な角質層まで剥がしてしまうからです。

角質層には、肌の水分をキープしたり、異物などの外部刺激から肌を守るという役割があります。でもこうした大事な役割のある角質層が剥がされてしまうと、肌は自力で肌を守ろうとして、皮脂を過剰に分泌し角化を促進して、角栓のできやすい肌にしてしまうんです。

■角質層と毛穴によって引き起こされるトラブル

毛穴パックは、一時的に毛穴の汚れをキレイに取ってくれるので、ハマってしまう気持ちも分かります。でも角質層を傷つけてしまうため、結果的に水分不足やバリア機能の低下などを招き、トラブルをさらに深刻化してしまいます。

どのようなトラブルを引き起こしてしまうのかというと、紫外線から肌を守りきれずに、シワやシミが出来やすい肌になったり、菌が増殖してニキビや吹き出物ができやすい肌になったりします。

そして毛穴パックにより毛穴が開き、汚れが溜まりやすくなって、角栓もできやすくなってしまいます。

毛穴パック以外にも、指で押したり、器具で毛穴を広げて無理に角栓を取ってしまったりすると、同様の肌トラブルを招いてしまう事に･･････。肌に負担のないやり方でケアする事が最も重要なんです。

■無理に毛穴を開くのは禁物！

毛穴の中の汚れを取りたいからといって、無理に毛穴を開かせ肌に負担をかけるのはＮＧ。蒸しタオルなどで顔を温め、自然に毛穴が開くのを待ちましょう。

その後、泡立てた洗顔石鹸で、毛穴の中の汚れを優しく落としていけば、角栓のたまりにくい肌になります。角栓のケアをしたい場合、顔を温めた後、洗顔石鹸ではなくオイルでマッサージをする方法もあります。

但し、マッサージだと摩擦で肌を傷つけてしまう恐れもあるので、ゴシゴシこすらずに、優しく撫でるようにしてマッサージするよう気をつけましょう。

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