毛穴レス肌　ビタミンA

秋や冬は肌が乾燥して、表面はザラザラでカサカサしているのに、温かい部屋にいると毛穴が開いてベタベタしたりと、気温の影響で肌状態が変わりやすいですよね。肌のトラブルは、皮膚の粘膜がしっかりしているかどうかで予防や改善が期待できるので、体の中から最適な肌づくりを心がけておきましょう。

■肌の粘膜を強くするには？

乾燥肌や毛穴の開き、ニキビも、肌の粘膜がしっかりしていれば、肌トラブルは防げます。肌内部の粘膜はビタミンAがポイントになるので、しっかりと摂取しておきましょう。ビタミンAが含まれているのは、肉や魚介類、乳製品、卵などの動物性食品になります。またβカロテン（カロテノイド）量の多い緑黄色野菜も食べていると体内でβカロテンがビタミンAに変り、さらに強く肌の粘膜を丈夫にしてくれるでしょう。

■ビタミンAのダブル摂取は風邪予防にも効きます！

冬になると、風邪やインフルエンザと言ったウイルスの撃退にもビタミンAのダブル摂取は最適になるでしょう。鼻やのども粘膜でできているので、これらが強いとマスクなどで予防していなくても、息を吸ったときにウイルスを跳ね返してくれます。粘膜が弱っているとのバリアを破って体内に入り、風邪などの症状をすぐに引き起こしてしまいます。風邪をひきやすい方は肌トラブルも引き起こしやすい、ということにつながるかもしれませんね。

■ビタミンAが豊富に摂取できる食材は？

ビタミンAが摂取できる食材を知っていれば、外食やコンビニでも、選べるので、是非覚えておきましょう。さらにたんぱく質を一緒に摂取しておくとさらに粘膜が強くなるので、動物性食品は両方摂取できて一番理想的です！

●両方摂取できる動物性たんぱく質

赤身肉、レバー、うなぎ、牡蠣、あさり、マグロなどの魚介類、卵、乳製品

●緑黄色野菜

ニンジン、ほうれん草、小松菜、春菊、ニラ、シソ（大葉）、トマト、ピーマンなど

■ビタミンAがダブル摂取できるレシピ！

●牡蠣と小松菜の生姜炒め（2人分）

牡蠣1パック（10個前後）は、水道水でよく洗って水けを切り、一つずつ片栗粉をまぶしておく。
小松菜1束は、5cmの長さに切りそろえておく。
フライパンに、ごま油大さじ1を敷いて、牡蠣と小松菜、生姜のみじん切り10g分、お酒・醤油各小さじ2、コショウ適量を入れて3〜4分炒め、塩少々で味を調整して出来上がり。

●切って混ぜるだけ！マグロとアボカドのシソ入りユッケ（2人分）

お刺身用のマグロ150g分とアボカド1個分を1.5cmほどのサイコロ型にカットしておく。

シソの千切り5〜6枚分とお酢／小さじ1を入れて軽く混ぜ合わせ、器に盛る。卵の黄身を添え、醤油やポン酢とお召し上がりください。

寒い季節は、お鍋でもビタミンAのダブル摂取ができるのでオススメです。人の各器官もお肌も根本的なところは粘膜でできているので、粘膜を丈夫にする食材摂取で、風邪や乾燥肌予防と改善で、毛穴レス美肌を目指しましょう。

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